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手帳ブログ

広報部

2018.09.13

文学の香りがする色って、どんな色?

toastedbrown_4013

今日は2019年ブラウニー手帳 新色の中から、
ひときわ大人な雰囲気を醸し出すtoasted brown(焦茶)を紹介します。

チョコレートの焼き菓子“ブラウニー”のような色ですが、
焦茶色は江戸時代、お洒落な江戸っ子たちを夢中にさせた流行色だったようです。
江戸時代に流行ったといっても、古さは全く感じません。

toastedbrown_4016_

完全な主観ですが、この色、どこか文学の香りがするのです。
歴史的建造物に入る大きな図書館なんかがよく似合いそうな、
知的な空気を纏ったお洒落なブラウン。
仄かな赤みも感じます。

 − 西の空は急に深い焦茶色に変つたかと思ふと、
   やがて落ちて行く秋の日が最後の反射を田の面に投げた。
              島崎藤村(著)「破戒」より

暮れゆく西空の色を「焦茶色」と表現した藤村。
すごいです。
「焦茶色」の空って、おい藤村…。
もうリスペクトしかありません。
文豪が思い描き言葉で表現したのもこんな色だったのでしょうか。

toastedbrown_4022

ちなみに2019年のラインナップには、
また違った夕暮れの空を連想させるakane red(茜色)という色も出ています。
2つの夕暮れをぜひ店頭で見比べて見てくださいね。

公式オンラインショップでのご購入はお早めに♪♪

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てちょー部こーほー この記事を書いたひと

2代目手帳部長&広報担当。ゆるい口調から解き放つ毒舌トークが持ち味。手帳部長なのに、「手帳を持ち歩かない」という謎の生態を持つ。

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