色とりどりの紫陽花が咲きはじめ、
いよいよ夏の気配がただよってきました。
生活のなかに色があふれてくると、なんだか心も弾みますよね。
さて、久々の更新となりましたヨコタテLIFE。
今回は総合色彩メーカーの企画担当さんをご紹介します。
ご登場いただくのは、
ターナー色彩株式会社の岩内ジロー クロード忠男さん。
ターナー色彩さんは、アクリル絵の具や水彩絵の具などのアーティスト画材や教材絵の具、
DIYペイントやインテリア塗料、寺社仏閣の塗料までを手掛ける総合色彩メーカーです。
クロードさんは、商品企画・プロモーションを担当。
商品パッケージの企画や、イベント、展覧会のプロデュースなども手がけられています。
海外の取引窓口も担当されているクロードさんは、なんと、5か国語を話せるそうです!
英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、そして日本語。スゴイですね~^^;
こちらの写真は、「ターナーアワード」の作品を展示したギャラリーの一風景。
学生のための公募展で、2015年度で26回目を迎えるそうです。絵の具づくりだけではなく、
「若手アーティストの育成」にも尽力されているメーカーさんです。
早速、クロードさんのブラウニー手帳を見せていただきました。
表紙をひらいた見返しの部分に、自社カレンダーを貼られています。
営業日と休日がすぐにわかるので便利なのだそうです。
こちらはマンスリーページ。
予定管理はヨコ使いで記入し、
月間のTO DOはフリースペースにタテ使いで記入されています。
18日の予定をみると、AGという文字の上に屋根のようなマーク「∧」が記入されています。
「私の予定は、イベント関連(搬入出、手配、段取りなど)か、ミーティングがほとんどです。
ミーティングは屋内で行われることが多いので、【屋根マーク】で記号化しています」
とクロードさん。
なるほど、オリジナルの記号を使えば、予定の記入がラクになりますね!
C-3POのクリップ発見!
クロードさん、STARWARSファンなのだとか。(僕も2回映画館に観に行きました!)
今にも「ルーク様~」なんて言いだしそう。
お気に入りキャラの文具がそばにあると、テンションあがりますよね~♪
終了したマンスリーページは、最新月がめくりやすいように端をカット。
ウィークリーページは、予定記入がメインの「バーチカル使い」。
アポイントの時間を目立たせるために、ラインマーカーを使用されています。
赤丸のチェックリストは、その予定に関するTO DOや忘備録として活用。
予定をぎっしり記入していても、色分けして管理すると見やすいですね。
クロードさんの仕事に欠かせないアイテムを見せてもらいました!
●イベント出展ツール:ホビーショーやDIYショーなど、イベント出展者のパスやチケット
●横掛けノート:ちょっとっしたアイデアや打ち合わせ内容をメモするためのノート
●辞書アプリ「imiwa」:日・仏・英・西などが訳せる多機能辞書アプリ。
こちらは、ノートに記したフランス語のメモ。
書かれている内容はわかりませんが、なんだかカッコイイ!
よくみると、フランス語のなかに「日本語」が混じってますね!わかりますか?
日本語・漢字を学ぶ方向けの日本語辞書アプリ「imiwa」。
漢字の書き順、発音、綴り、使用例などがわかるそうです。収録しているのは、
イタリア語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、ポルトガル語、ロシア語、英語、韓国語。
外国人のかたが日本語を覚えるのにピッタリのアプリです。
この充実機能でなんと無料。iPhoneアプリおそるべし!
インタビューをしているうちに、絵の具の製造工程が気になってきて、
ダメ元で工場見学をお願いしてみたところ、
「製造現場を見に行きますか?」とOKしてくださったクロードさん。
絵の具を製造する機械がたくさん設置されていて危ないため、
安全を確保した上で今回は特別に見学させていただきました!ありがとうございます!
大人の工場見学スタートです!
絵の具づくりは、上の階から下の階に段々と下がりながら、工程が進んでいきます。
天井から飛び出しているのは、上の階の容器なんです。
重力をうまく活かした製造ラインなんですね~。
まずは、原料である「顔料・水・のり」が均一になるまで、しっかりとかき混ぜます。
(写真はDIY用ペイント「ミルクペイント」のフロリダピンク)
こちらは、顔料と水をくっつける「のり」。
実際に触らせてもらったのですが、固いグミのような感触でした。
次に、ローラーを通し、粘度顔料の粒子を均一にしてムラをなくします。
さきほどの写真とはまったく別の絵具なので、作業工程の紹介として見せていただきました。
(写真はポスターカラーのブラック)
絵の具を注入される前のチューブ。
こういうカタチで見ることはないので、なんだか新鮮ですね!
あっと言う間に、絵の具がチューブに詰められていきます。
できあがったチューブは、ひとつひとつ手作業で色ごとに仕分けされます。
できあがった製品に、色ムラや色のバラつきがないかどうかなど、品質を細かくチェック。
社是である「我々の製品は常に最良であらねばならない」を徹底されています。
ブラウニー手帳の取材でお伺いしたにもかかわらず、
絵の具製造現場も見せていただき、とても貴重な体験ができました!
取材にご協力いただたクロードさんをはじめ、
ターナー色彩の皆さま、ありがとうございました!
≪詳細≫
ターナー色彩株式会社 www.turner.co.jp/
■所在地:大阪市淀川区三津屋北2-15-7
ターナーカラースパイス(通販) https://www.rakuten.ne.jp/gold/turner/
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